2025/05/09
補助的清掃用具、お使いください!
歯みがきの道具、みなさんは何をお使いでしょうか。
歯みがき剤や歯ブラシはほとんどの方が使っていらっしゃると思います。
今日はそれらにプラスして、毎日の歯磨きに取り入れていただきたい、補助的清掃用具をご紹介します!
実は、歯ブラシだけでは、毛先が届かず、歯と歯の間は十分みがけずに、食べかすや歯垢(プラーク)が残ってしまうことがあります。
歯垢は単なる食べカスではなく、細菌の塊です。
そのまま放って置くとむし歯、歯周病の原因になるのです。
歯周病が進行すると、歯が抜けるだけでなく、全身疾患に繋がることもあるので、きちんと除去していきたいですね。今日は以下の3つの清掃用具をご紹介します!
- タフトブラシ(毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシ)
※歯ブラシではピッタリフィットしない細かな部分(歯と歯の間や歯とぐきの境目など)におススメ
- フロス・糸ようじ
※歯ブラシの毛先が入らない、歯と歯の間におススメ
- 歯間ブラシ
※歯の根元の三角形の隙間、歯ぐきが下がり気味の方、ブリッジの部分におススメ
これらを毎日の歯みがきに取り入れ、むし歯や歯周病の原因となるプラークを、日々のケアでしっかり取り除きましょう!
3ヶ月に1度、歯科医院でクリーニングを行うより、毎日のセルフメンテナンスのレベルを上げる方が、歯周病予防には効果的です!!
理想を言えば毎回ですが、忙しい現代人には、正直難しいと思います。
1日1回でも、数日に1回でも、まずはご自身の口腔ケアに取り入れることをお勧めします。
そして数か月後の検診で、結果を実感していただけると嬉しいです。
使うべき道具は、患者様によって異なりますので、是非お気軽に歯科医師・歯科衛生士にお尋ねください。