2025/11/19
美味しい秋の味覚!歯に良い食べ物と、食後のデンタルケアで注意したいこと
寒さが増し、温かいものが恋しくなる11月。食欲の秋から冬にかけては、美味しい食べ物がたくさんありますよね!
しかし、秋の味覚の中には、少し注意が必要なものもあります。
<歯に良い秋の食材>
積極的に摂りたいのは、食物繊維が豊富で、噛むことで唾液の分泌を促す食材です。
- きのこ類、根菜類 (ごぼう、れんこんなど): よく噛む必要があるため、顎の発達や唾液分泌に役立ちます。唾液には自浄作用があります。
- りんご、梨などの果物: 適度な硬さがあり、顎や唾液分泌に役立ちます。(食後のケアには注意が必要)
<食後のケアで注意したいこと>
特に注意が必要なのは、「ねばり」と「酸」です。
- 「ねっとり」した食べ物(干し芋、大学芋など)
- 糖分が高く、歯の溝や装置に付着しやすいのが特徴です。長時間お口の中に留まるため、むし歯菌のエサになりやすく注意が必要です。
- 「酸っぱい」食べ物(柑橘類、ワインなど)
- 酸性の食品や飲料は、一時的に歯の表面のエナメル質を柔らかくします(酸蝕症のリスク)。
☆ポイント:
・酸性のものを食べた直後は、すぐに歯磨きをせず、水やお茶で軽く口をゆすいでから、時間を置いて優しく磨きましょう!
・ダラダラと食べると、酸蝕症のリスクを大幅に高めます。摂取はできるだけ短時間にましましょう!
・歯質の強化のため、歯みがき剤は高濃度フッ素(1450ppm)配合※6才未満は950ppmのものをお使いください!
<歯科検診で冬を万全に!>
美味しいものをいつまでも楽しむためには、健康な歯が欠かせません。
年末の忙しさで後回しになる前に、一度歯科医院でプロのクリーニングとチェックを受けて、今年たまったお口の汚れをリセットしませんか?